tukuru woodwork fujimotoでは、ガレージ工房で木製のスツール製作を行っています。アンティーク調のオーダーメイド椅子は、人気の高い商品です。こだわりのオーダーメイド椅子を長く使い続けるなら、メンテナンスが欠かせません。

スツール製作では、クッションと脚部で異なる素材が使われているため、お手入れ方法も異なります。今回は、木製スツール製作を依頼する前に知っておきたい、スツールのメンテナンスをご紹介します。

木製のオーダーメイド椅子は、普段と汚れが付いた際のお手入れ方法に違いがあります。まず、日常生活で手入れをする場合は、乾拭きが基本です。布が硬いものだと、木材を傷つける可能性があり、表面に付着した手の汗や皮脂など見えにくい汚れを拭き取りにくくなります。

木製のオーダーメイド椅子が汚れてしまった場合は、乾いた布で木部の汚れを拭きましょう。次にお湯で薄めた中性洗剤に布を浸し、よく絞ってから汚れを拭き取ってください。最後に乾拭きすれば汚れが綺麗に落ちます。液体の割合は、お湯が1ℓに対して中性洗剤が小さじ1杯を目安です。

布は化学雑巾などを使うと、塗装が剥がれる恐れもあるので、パイル地やマイクロファイバーなどの布を使用してください。木部の手入れで、注意しておきたいポイントは、付着した水分を放置しないことです。そのままにしていると、シミや傷みの原因にもなりかねません。また、高温多湿な空間に置いていると、反りやひび割れが生じる可能性もあります。

スツール製作を依頼する前に、クッション部のメンテナンス方法を把握しておきましょう。クッション部分は、張地に使われている素材によって手入れの方法が変わります。

主に木製のスツール製作で、張地に使われているのは、「布製」と「革製」の2種類です。布地はチリやホコリが取りづらいため、柔らかい布で拭いたり、ブラシで表面を軽く叩いた後に掃除機で吸い取ったりしましょう。

もし食べかすやコーヒーなどが付いてしまったら、木部の時と同様に中性洗剤を薄めた液体を布に付けて汚れを取り除いてください。拭き取ろうとすると汚れが広がることもあるので、叩くようにして取り除くのがコツです。

革製の張地であれば、基本的に乾拭きで普段の手入れは完了します。しかし、レザーには適度な湿度が必要なため、6ヶ月に1回を目安に家具用のレザークリームで手入れをしておきましょう。同じ革だからといって、靴用のクリーナーを使うと変色する恐れがあるので、適切なクリーナーを使用してください。

tukuru woodwork fujimotoでは、ガレージ工房でタイル張りのスツール製作を行っています。タイルは汚れが付きにくく、手入れも乾拭きでさっと拭うだけで済むため、手軽に使い続けられます。万が一、オーダーメイド椅子に汚れが付いた場合は、中性洗剤をお湯で薄めた液体に布を浸し、汚れを拭き取って乾拭きをすれば綺麗になります。

スツールは、ちょっとした手入れをするだけで、長く使い続けられるかどうかが決まります。tukuru woodwork fujimotoは、お客様に長く愛用していただけるよう、ガレージ工房で丁寧にスツール製作を行っています。木製の味わいは部屋のインテリアとしても光り、温かみのある雰囲気を演出してくれるでしょう。